Horyou(ホーユー)というICO暗号通貨はどんなコイン?
坂本よしたか氏によるICO予定のコインが紹介されています。
名前をHoryou(ホーユー)というのですが、はじめは、なんて読むんだろうという悩みが先行しました。。。で、いったいどんなコインなのでしょうか?
まず、プロジェクトの目的ですが
世界の貧困を救済する
ということです。
具体的には、世界中の貧困を救う寄付金を正しい形で本当に必要としている人たちに届けることを目的としています。
使ったトークンの0.05%が非営利団体Horyou財団に届られる仕組みとなっています。
なんと、世界の寄付金の総額は40兆円もあるそうです。
ちなみに、年間寄付金の1位は
バフェット氏の3250億円
次いで、2位はビルゲイツ夫妻 21億
3位以下、ブルームバーグ氏、ジョージソロス氏、と続いています。
最近でこそ、震災の影響もあり日本でも寄付が多く行われましたが、日本という国は、お金持ちの国の割には個人の寄付金水準が少ないというのが現状です。
なかなか実感がわきにくいのでしょうが、諸外国は寄付が日本より多く行われており、寄付というものは大きなお金が動くという認識で間違いないでしょう。
しかし、寄付金詐欺、義援金詐欺というものがどこの国にも必ず存在します。
というのも、募金は許可なくはじめることができ、領収書も発行しません。
そのため、ごまかそうと思えばいくらでもごまかしがきくのです。
さらに慈善活動のため、疑いをかけようものなら、かけた方が悪くなることすらありえます。
義援金などは、どんなことに使ったのか情報開示する必要もありません。
このため、団体の意思で悪用されることもあるのです。
これを解決するのが、今回の暗号通貨Horyou(ホーユー)です。
Horyou(ホーユー)は、ブロックチェーン技術を用いて寄付を集めた団体がそのお金を正しく使っているのか透明化することができます。
Horyouのホームページを見つけました。
horyouに登録することによって、22万人のユーザーと1800の団体に自分のアイディアをシェアする事ができます。
このようなコンセプトの団体です。
Horyou公式twitter
2013年11月開始、現在のフォロワー5100
このソーシャルネットワークを使い、全世界の貧困を救うシステムを使って間違いなくお金を正しく届けることが可能となります。
さらに、ブロックチェーンによって実体のない団体であれば、返金を可能とする技術が盛り込まれるということです。
Horyouの開発者である、
ヨナサン・パリエンティ氏とは?
・JPモルガンチェーススイスの元副社長
・中国銀行の元マネジャー
など15年間国際金融機関の世界にいて
彼の経歴を見てホワイトハウスから
招待状が届いてサミットに呼ばれるなど
世界に必要とされている人物です。
更に!
先日、国連が組織するWSISフォーラムに
ゲストスピーカーとして招待され
Horyouトークンを開発中である事を、
193カ国の代表者の前で公式に発表しました!
立派な肩書をお持ちのようですね。
今回、この Horyouが注目されるICO通貨となった理由に
TGEの案件だということがあげられます。
TGEとは、トークジェネレーションイベントの略です。
ICOの前に投資会社が審査して、
内容や会社などに問題がないと判断されたトークンのみが行える資金調達方法です。
これは、通貨に実際に価値がつく可能性が高いことを意味します。
※ちなみにあのセントラリティもTGEで行われています。
しかし、いまのところ、バックにお金のある大企業がスポンサーがつくという話はありません。
私的には、この活動を支える資金をどうするのかが今後ICOを成功させる鍵ではないかと思います。
まとめ
Horyouを通して、全世界の貧困を救う寄付が行えるようになる。
また、寄付金が正しく使われるのか知ることもできる。
まだ、上場予定であり取引所などは決定していない。
資金を提供するスポンサーなど、ホーユーという団体の経済力は未知数。