シェアコインICO いったいどんなプロジェクトなの?
シェアコインという暗号通貨ICOが話題です。
シェアコインが発行されるにあたって、シェアプロジェクトというものがあるのですが、いったいどんな計画がされているのでしょうか?
シェアプロジェクトとは?
金森力(かなもり りき)氏は世界的に有名なアプリ開発者です。
今回金森氏によりブロックチェーン技術を使ったアプリが開発されました。このアプリはトヨタと提携しているマースグローバルというアプリ開発会社といっしょに開発されています。
ICOの募集は6月1日からです。
そして上場日は7月7日となっています。
まず前提として、ブロックチェーンを使ったアプリの中に広告を出す会社が3000社決定しています。これにより、お金の出どころは確保できているようです。
シェアプロジェクトでは、スマホアプリを使用します。そのアプリで音楽を聞いたり、動画を見たり、ゲームを遊んだりすると、広告主であるその企業から、コインがもらえる仕組みになっています。
ブロックチェーン技術により、だれがどんなアプリで遊んだのか。どんな音楽を聴いたのか、動画を見たのか。それが各個人レベルで記録されます。
そのため、ただみているだけで、ただ遊んだだけで、シェアコインがもらえる仕組みになっています。
また、スマートコントラクトという技術により、自動的にコインが送金される仕組みとなっています。
これにより、各個人が、動画をみたり、遊んだりすれば自動的に送金されるような仕組みができてしまいます。
さらに、自分が見て面白かった動画などをシェアしたりすることで、さらにシェアコインがもらえる仕組みが用意されています。
これにより、学生の遊び心からのシェアがお金をうむ仕組みができあがるようになるのです。
コインの流動性について
コインの価値があがるには、買う人がいて、売る人が必要です。
この売り買いの循環をあげていくことが流動性を上げることとなります。
シェアコインを支払う広告主は、どこからかコインを購入する必要があります。
また、ユーザーはゲーム内の有料課金などによりシェアコインを購入する必要があります。
そして、たまったシェアコインを現金化することにより、流動性が生まれていきます。
この流動性が、コインの価値をあげることになり、末永くコインの価格を維持することにつながるのです。
今回のシェアコインの動画。面白いことに、
インタビュアーの方が進行に相当苦労しているのがわかります。
インタビュアーは話を引き出そうとしているのですが、金森氏が話下手なため、
もともと情報を知っているインタビュアーにより
つまりこれは「○○ってことですよね。」という確認から話が進められるのです。
おい。いくらなんでも、もうちょっとしゃべろうよ金森さん。
しかもこの手の動画にしては短く20分くらいしか放送されていません。
私の見解ですが、現在のゲームアプリでも開発者は広告代理店を通して広告を打つこはできます。
また、ゲームアプリを友達に紹介することでポイントがもらえる仕組みもあります。
これらは、アプリによって仕組みがバラバラになっています。
このコインがきっかけで、ひとつ大きな仕組みが完成してほしいです。
将来的に暗号通貨が乱立すれば、電子マネーや、フリマアプリなど力のある便利なものが生き残り、使いずらいものは淘汰されていくのでしょう。
ゲーム関連の暗号通貨は、これからどんどん増えていきます。
どのコインが普及していくのか。
見極めが必要かと思います。