ストップ高を狙える低位株はどれ?銘柄選定を行うたった2つの方法
ストップ高を狙える低位株の銘柄選定方法についてです。
今回は、2つの条件にのみ当てはめて選定していきます。
この2条件にあてはまる銘柄はそんなに多くはありませんので、投資対象銘柄を選ぶ際には迷うことなく銘柄選定へとつながるはずです。
300円株(低位株)の魅力のひとつは、株価が上がりだすとストップ高連発も夢ではなくなるということです。
2011年末から、2012年2月にかけて株価が6倍にも高騰した樹脂メーカー「新日本理化」も当初の株価は100円代後半でした。
実はこの100円代後半という株価には大きな秘密が隠されています。
では、順に銘柄選定方法を確認していきましょう。
①現在株価150円から180円を狙う
150円から180円の銘柄に人気が集まりだし、200円を超えてくるとストップ高の値幅制限が、50円から80円幅にランクアップします。
このため、この価格帯の銘柄に注目が集まりやすいのです。
さらに、現在話題のテーマ、例えば、AIやバーチャルリアリティ(VR)などが絡めば
かなりの有望株といえます。
②品薄銘柄を見つける
品薄銘柄とは何なのでしょうか?
品薄銘柄というのは難しくいえば、浮動株比率の低い銘柄の事を指します。
浮動株とは、経営者などが保有していない、市場で売買される株式のことを指します。
例えば総発行株数が100万株の銘柄があったとします。
浮動株比率が5%の場合、実際取引対象として市場で売買されるのは、たったの5万株にすぎません。
つまり、少ない株数を皆で取り合うので、一度高騰すれば、人気が高まり、株価がどんどん上がっていくのです。
今回の手法では、浮動株比率が7%以下の株式を狙います。
例えば、
日本橋梁という株は、浮動株比率がたったの1.6%でした。
そのため、一気に株式の奪いあいになり、株価は5倍に跳ね上がりました。
つまり、①の株価が100円代後半の銘柄の中から、
②浮動株比率の少ない株を見つけるのが今回の手法となるのです。
①②を使って具体的な株式銘柄を見つける方法
楽天証券を使って説明します。(他の証券会社でも同様のことはできるかと思います。)
①スクリーニング画面で、株価が150円から180円の間に設定する。
②抽出された銘柄の四季報を見る
③四季報の中に浮動株比率が掲載されてあるので、その数字を確認する。
これらの簡単な3ステップで完了です。
それでは、具体的に2018年9月下旬の銘柄を選定してみましょう。
①の株価に該当する銘柄はほんの数社でした。
その中で、比較的財務の安定していそうな1部上場銘柄から見てみましょう。
②の作業を行った結果
○○○ という銘柄は、浮動株率がとても低いということがわかりました。
○○○はカタカナ3つ
今の時点では、○○○の株価がどうなるかはわかりませんが、未来予想としては、低位株で爆上げの条件を満たした浮動株比率の低い銘柄として期待がもてそうです。
低位株は、ぼろ株ではありません。
ストップ高を連続で狙える、お宝銘柄になる可能性を秘めています。
ぜひご参考にしてください。