太平洋戦争の大嘘(藤井厳喜)をネタバレしない程度に評価・レビューします
太平洋戦争の大嘘(47年隠され続けた元米大統領の告発)を読みましたので、感想・レビューを書きたいと思います。著者は、藤井厳喜氏です。ダイレクト出版から発行されています。
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太平洋戦争の大嘘の簡単な内容
日本の真珠湾攻撃、原爆、ハルノート、これらを歴史の授業で習ったと思います。
(ハルノートは習わないかな。。。。)
これまで、教科書で教えてこられた内容と、実際の歴史は違う。というのが著者藤井氏の研究による主張です。
本書では、ルーズベルト大統領と、前任のフーヴァー大統領の第二次世界大戦における主張の違いがまとめてあります。
つまり、これまで私たちが習った歴史はルーズベルト大統領の主張であり
本書に書かれた本当の歴史は、フーヴァー大統領の主張である。
このふたりの大統領の主張は相反するのだ。このようなイメージです。
ネタバレしない程度の内容
フーヴァー大統領の「フリーダム・ビトレイド」が明らかにしたルーズベルトの裏切り
ルーズベルト大統領の前任だったフーヴァー氏が書いた書籍には、歴史の真実が書かれていました。
これまで正しいとされていた、第二次世界大戦の「ファシズム対デモクラシー」に疑問を投げかける内容となっていました。
藤井氏は、これこそが本当の歴史を知る手掛かりといいます。
では、ルーズベルトはいったい何と言っているのでしょうか?またフーヴァーはどんな事実を知っているのでしょうか?
日米戦争を起こしたのは誰か?
当時のアメリカには、戦争するべきでないという世論が蔓延していました。逆にイギリスのチャーチル、中華民国の蒋介石、ソ連のスターリン、みなアメリカに参戦してほしいと望んでいます。
しかし、ドイツはアメリカには手を出してきません。巨大国と知っているからであり、大西洋をまたいで戦争をすれば東西から挟まれることになるからです。そんな中、ルーズベルト大統領が目をつけたのは日独伊三国軍事同盟。
日本にわざと攻撃させるよう仕向けて、第二次世界対戦に参加する口実を作ったとフーヴァーは指摘します。
また、マッカーサーも、日本に対する石油輸出制限が事実上のアメリカからの戦線布告だったと言います。これにより、日本は戦争を仕掛けざるを得なくなったと言っています。資源のない日本がしびれを切らすのを狙ったのです。
また、日本側は戦争にならないように水面下で交渉を続けていたのですが、それらは全てルーズベルトが拒否しているという事実があるようなのです。
まさに、ルーズベルトの思惑通りに進んでいったのが太平洋戦争勃発のきっかけです。
原爆を落とす必要はあったのか?
日本は終戦のために、水面下で動いていました。それはサイパン島が落ちてから、本土への爆撃が開始された頃からと言われています。
しかし、天皇の地位保全を訴える日本に対して、無条件降伏にこだわる連合国。
このやり取りが長引いたことが、原爆投下にもつながったと指摘。
また、アメリカはその覇権を誇示するためにも原爆を落としたかったと言われています。そうです。原爆の威力を試したかったのです。
太平洋戦争の大嘘の評価
太平洋戦争について私が歴史の授業で習ったのは、日本はアメリカに奇襲をかけて真珠湾を攻撃した。本土決戦まで考えていた日本に降伏を決定づけたのは原爆投下だった。 このような歴史です。
しかし、本書によれば、全てルーズベルトの策略の中から起きていたこと。ということでした。
本書を読み思い出したのは、映画、山本五十六です。役所広司演じる山本五十六が真珠湾を攻撃する際にアメリカには打電をくれぐれも忘れぬようにと、士官に何度も確認した場面がありました。
そうです。奇襲ではなく、宣戦布告をして堂々と戦いを挑み講和を結ぶという山本のシナリオ。そして宣戦布告などなかった。リメンバーバールハーバー。アメリカ国民に、あの時の屈辱を忘れるな。と国民を鼓舞するルーズベルト大統領。
私たちの祖先は本当に卑怯な奇襲を仕掛けたのでしょうか?
そして、太平洋戦争は日本が悪者という歴史になっていますが、本当に日本は悪い国だったのでしょうか?
歴史を学ぶにあたり、ひとつの方向からだけではなく、多面的に歴史を見ることで真実が見えてくる。というのは本当だと思います。
もちろん、考え方は人それぞれ。しかし、自分に都合の良い方の真実だけでなく、歴史を客観視する必要性を本書で学びました。
また、このような別視点からの歴史の学習に面白みを感じています。
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ダイレクト出版の歴史本
正しい歴史を学ぶということ。
これは真実を知るのに非常に大事なことです。
太平洋戦争の大嘘では、歴史の真実を学べました。
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この本では、例えば、、、
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など、表では知られていない世界の裏側を知ることができます。
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また、明治維新をまた別の視点から解説したこちらの本も面白いです。
感想をまとめています。ぜひご覧ください。