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アパホテル社長 元谷芙美子氏に学ぶ投資戦術

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アパホテル社長 元谷芙美子氏に学ぶ投資戦術というタイトルにしましたが、実際今回は社長出版の書籍「強運」を読んでの感想、レビューという形です。

大阪に観光にきましてアパホテルに宿泊しました。その際部屋に備え付けてありましたので、一気に読んでしまいました。

 

 

 

 

 

 

元谷芙美子は、本当に強運だった

 

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(出典 日本工業経済新聞社 | 建設業の未来を拓く )

 

この手の社長本は、生い立ちから苦労しながら会社を立ち上げました。。

という内容がほとんどだったりします。この本に関してもそういう部分はあったのですが、その中でも特に印象に残った部分をご紹介しますと。。

ちなみに、サブタイトルは「ピンチをチャンスに変える実践法」です

 

京都のホテルが耐震強度を満たしていないと国から指摘される

その話を聞いた銀行が、返済を一気に迫る(ピンチ)

しょうがなく、保有していた土地、建物、別荘など売却(このときファンドバブル)

銀行に返済。

その直後、突然リーマンショック(地価下落)

下落した土地を、残った売却益で購入(チャンス)

その土地にホテルを建設。今に至る

 

このように、高いときに売り、安いときに買うという投資の鉄則に従い

彼女は大きなチャンスを得ているのです。

 

幾分、偶然の部分でもあるのですが、現金ができたときに、下落した土地を買うという決断ができたところが素晴らしいと思います。

また、逆境に陥った際に嵐が過ぎ去るのを待つ。

という点も参考になります。ただただ、慌てて行動しても駄目ということでしょう。

 

 

 

 

 

 元谷芙美子氏は人間好き

 

もともと、この元谷芙美子氏は人が好きなのでしょう。社員を大事にし、人間関係を構築するのが非常に上手です。

このような外交的性格に加え、50歳から大学、大学院進学と現状を改善するポジティブさ、そして経営手腕を持ち合わせています。

 

中でも、印象に残る言葉として

「私は仕事が好き。仕事が遊びのように楽しい。」と言っていることから、

非常に経営センスのある人間のようです。社長としてプレッシャーのかかる場面も遊びのように楽しんでいるのでしょう。

彼女のポジティブさは見習うものがあります。

 

アパホテル社長 元谷芙美子氏の長所は先読み力

 

アパホテル経営以外にも、土地やマンションの販売などが仕事としてあるのですが、本書では現場目線で書かれていることが多いです。

不動産を扱う以上、これから先、この物件はこうなるから。。。

と先読みしてお客さんに提案する必要があるといいます。

 

また、インターネットの時代がくると先読みをしてwifiを全室につけたのもアパホテルは早かったと言っています。

 

彼女いはく、この不動産業界に求められるのは先読み力ということです。

 

これは、他の投資にもあてはまることだと思います。

 

 

アパホテル社長 元谷芙美子氏に学ぶ投資戦術まとめ

 

ビジネスはオリジナルで勝負と言う元谷社長。

人と同じことでは仕事では勝てない。と言います。オリジナルを生み出すには仕事を好きになること。人からいろんなことを学ぶこと。

元谷社長は人好きです。その笑顔から多くの人脈ができ、そこから生まれるビジネスチャンスを見事にものにしているのでは?と分析しています。